覚せい剤の使用やコカインの所持などの罪に問われていたロックバンド「JAYWALK」のボーカル・中村耕一被告(59)の判決公判が5月12日、東京地裁(藤井敏明裁判官)で開かれた。

中村耕一(JAYWALK)の覚せい剤取締法違反罪に下された判決は懲役2年、執行猶予4年。
判決がくだされた中村耕一(JAYWALK)は「ありがとうございます」と答えた。
中村耕一(JAYWALK)は2010年3月9日午前1時50分頃、東京都港区西麻布2丁目で覚せい剤を所持していたとしてJ覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁麻布署に現行犯逮捕。
2009年3月29日、覚せい剤の使用やコカインの所持などの罪で起訴。
覚せい剤取締法違反(使用・所持)容疑などで起訴され、東京湾岸署で留置生活を送っている中村耕一(JAYWALK)は、3月29日に起訴された際、所属事務所(フリーウェイ)が保釈申請を検討したが、留置されたまま反省したいと意思表示・
4月9日に改めて本人に意思を確認したところ、保釈申請を出さずに反省する気持ちに変わりなかったという
4月28日の初公判では、起訴事実をすべて認めたものの、所持していた覚せい剤の量が多量であったり、密売人の連絡先を「しょうゆせんべい」に書き、それを食べることで証拠隠滅したことなど、悪質さが指摘され、懲役2年が求刑された。
また、中村耕一(JAYWALK)がデビュー前(30年以上前)に逮捕歴(大麻取締法違反)があったことも明らかになった。

初公判では、中村耕一(JAYWALK)と内縁関係にあるタレント・矢野きよ実(48)が、情状証人として出廷した。
矢野きよ実は中村耕一(JAYWALK)と事実上の夫婦。
矢野きよ実は一緒に名古屋で家族として暮らし、中村耕一(JAYWALK)の更生に尽力する考えを法廷で訴えた。
中村耕一(JAYWALK)の身柄が自由になれば「まずは薬物依存の専門の病院に入院し、薬物の怖さを(一緒に)勉強したい」と話した。約1カ月で退院できるのが一般的で、その後は名古屋で通院して更生に努めると述べた。
矢野きよ実は名古屋を中心にタレント活動を行っており、中村耕一(JAYWALK)の薬物使用は全く知らなかったという。
2人は籍を入れておらず、最近は2、3カ月に1度、中村耕一(JAYWALK)が東京から訪ねる関係だった。
矢野きよ実は、大事な家族と説明し今後、籍を入れる予定を示した。
矢野きよ実は、事件後も7、8回ほど中村耕一(JAYWALK)と面会し、中村耕一(JAYWALK)が落ち込み「一緒に名古屋で生活したい」と話していたと紹介した。
矢野きよ実は、「彼のつらさ、寂しさを分かってあげられなかった。申し訳ないと思っています。これからは家族として離れず、一緒に更生をしたい。どうか一緒にやり直すチャンスをいただけたら」と、声を詰まらせた。中村被告は目頭を押さえて聞いていた。今後の生活についても「私が仕事をして彼を支えていきたい」と涙声で懇願した。
中村耕一(JAYWALK)は起訴内容について「間違いありません」と全面的に認めている。
また、中村耕一(JAYWALK)が証言で「(矢野が仕事で)10代の頃から一生懸命築きあげてきた大きなものを、僕が一瞬で壊してしまいました」と矢野きよ実に対して申し訳ない気持ちな様子だった。
2010年5月12日、中村耕一(JAYWALK)の覚せい剤取締法違反罪に下された判決は懲役2年、執行猶予4年・・・・
判決公判には、所属事務所(フリーウェイ)の社長(知久悟司)の姿もあった。
JAYWALKは2010年、結成30周年を迎えた。
本来ならば、7日から全国を回るコンサートツアーが始まる予定だったが、中村耕一(JAYWALK)の突然の逮捕により、すべて中止になっているのが現状だ。
閉廷後、地裁前に姿を見せた所属事務所(フリーウェイ)の社長は、今後について「本人やメンバーとゆっくり話し合う。(グループは)5人でやります。曲作りも今日から行います。解散はしません。5人で頑張ります。よろしくお願いします。」とコメントし、その場を去った。
その後、保釈された中村耕一(JAYWALK)はまず一礼し、「このたびは、本当にご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありませんでした」と一礼。
「これまで応援してくれたファンの方々、そして、長年一緒にやってきた仲間たち、プロデューサー、スタッフの方々、お世話になった方々、そして、関係者のみなさん・・・・、そして世間のみなさん、大きな失望と大きな迷惑をかけてしまいました。これは・・・本当に・・心から申し訳ない気持ちでいっぱいです。すいません」と一礼。
「将来、また歌を唄わせてもらいたいという機会を・・・与えていただけるのであれば、堂々と歌いたいです。JAYWALKという・・・自分で言うのもなんなのですが・・・いいバンドです。このバンドのためにも、JAYWALKというバンドを愛してくださっている皆様のためにも、一度、きちっとけじめをつけたいと思います。」
中村耕一(JAYWALK)の顧問弁護士を務める奥田保が東京拘置所前で報道陣の取材に応じ、中村耕一(JAYWALK)の今後について「薬物からの離脱教育を受ける専門的な病院に入院する」と明かした。
「今日から?」という問いには、「そのための準備に入る」とだけ答え、内縁の妻である矢野きよ実が居住する名古屋に生活の場を移すという情報もあったが、病院の場所などについての質問には「ノーコメントで」とだけ話した。
当初、中村耕一(JAYWALK)は実刑も覚悟し、「いかなる刑も受ける」と話していたという。
判決後の中村耕一(JAYWALK)について「感銘を受けていた。『厳粛に受け止めます』と言っていた」と話し、矢野も「励みになる判決だった」と喜んでいたという。
逮捕以来、中村耕一(JAYWALK)が公の場に姿を現すのは約2ヵ月ぶり。 50人ほどの報道陣と、数人のファンが見守る中、関係者の用意した車に乗り、拘置所を後にした。
中村耕一(JAYWALK)は30年前ではあるが大麻取締法違反で逮捕されている。
また、密売人の連絡先を「しょうゆせんべい」に書き、それを食べることで証拠隠滅したことなど、悪質であり、芸能人の相次ぐ薬事犯での逮捕を知っていながら覚せい剤やコカインなどを使用しているということは薬物の常習性もあるわけだ。
逮捕後、覚せい剤取締法違反容疑を全面的に認め、「いかなる刑も受ける」と、初公判まで保釈申請も出さずに、反省していたことは、立派とは思わないが、それなりに評価できると思う。
ただし、薬事犯としては2度目の逮捕ということもあり実刑は免れないだろうと感じていた。
ところが、中村耕一(JAYWALK)には、更生できる余地があると裁判官は考えた。
それは、中村耕一(JAYWALK)と内縁関係にあるタレント・矢野きよ実の存在が大きいと思う。
また、仮に執行猶予がついても、まずは薬物依存の専門の病院に入院させるということも強く誓ったことや、社会復帰ということでは、いつになるかは未定だが、所属事務所(フリーウェイ)の社長(知久悟司)による助力もあるだろうと感じさせたところだ。
とにかく、中村耕一(JAYWALK)は薬物依存を断ち切らなければならない。
薬物依存を断ち切るとはいっても、精神的な依存というものが蘇ることがあり、それに関しては、矢野きよ実の支えというものが大きな役割となることだろう。
これだけ中村耕一(JAYWALK)のことを心配したり、助力してくれる人がいるのに・・・・
やはり、更生云々よりも、違法薬物に手を染めないでほしかった。
PS.
矢野きよ実がオフィシャルサイト(yanokiyomi.jp/)で想いを語った。(2010年5月12日)
事件から2ヶ月
たくさんのみなさまにご迷惑、ご心配をおかけしたこと
心の底からお詫び申し上げます。
ただただ驚いたあの日から今日まで
目の前に起きることがすべて初めてのことであり
みなさんのお力をたくさんお借りしながら
なんとかココまで来ることができました。
これからは
裁判でも申し上げましたとおり
たくさんたくさん話し合いながら
そして
自分たちができること、やるべきことを探しながら
家族として地道に一歩一歩前に進んでいければ・・
そう思っています。
私たち家族だけでは力不足なところがたくさんあると思います。
これからもみなさんのお力をいただきながら
生きていきたいとおもいます。
待っていてくださったスポンサーのみなさま
ラジオ局・テレビ局のみなさま
ファンのみなさま
すべてのみなさまに
こころよりお礼申し上げます。
今のマイナスをプラスにかえて
絶対に必ず
恩返しにあがります。
待っていてください。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
忘れません。
これからもよろしくお願いします。
2010年5月12日
矢野きよ実
矢野きよ実は中村耕一(JAYWALK)の内妻だが、2、3カ月に1度の頻度しか会っておらず、中村耕一(JAYWALK)の覚せい剤取締法違反に関して、中村耕一(JAYWALK)の執行猶予期間中は芸能活動自粛するということでなくて良いと感じます。
スポンサーとの兼ね合いもあるでしょうが、中村耕一(JAYWALK)が逮捕される以前の芸能活動は復帰させてもよいのではと。
これから厳しく注視されるのは中村耕一(JAYWALK)の更生であって、矢野きよ実は今後心身ともに疲労することもあるだろうが、それでも中村耕一(JAYWALK)を支えていかなければならないのだから。
2010年5月12日、JAYWALKのオフィシャルWEBサイトで所属事務所の株式会社フリーウェイが謝罪文を次のように掲載した。(www.jaywalk.co.jp/)
JAYWALK 中村耕一の判決に関しまして
平成22年3月9日、弊社所属 JAYWALK ボーカル 中村耕一が覚醒剤取締法違反により現行犯逮捕されました件に関しまして、
関係各位の皆様には、多大な御迷惑をお掛けしましたことを、深く心よりお詫び申し上げます。
本日5月12日、東京地方裁判所より中村耕一に対しまして、懲役2年、執行猶予4年の判決となりました。
この判決を所属事務所として重く受け止め、今後のバンド活動に関しましてはあらためて御報告させて頂きます。
今年はJAYWALK結成30周年にあたり、弊社は全国ツアーや新作アルバムの発表も予定しておりましたが、すべてキャンセルとなり、多額の負債を抱えることになりました。事務所の規模も縮小し、スタッフも半数以上が一旦、離れることになります。
中村耕一をマネージメントする立場にありながら、彼が薬物に手を出したことに気付かず、このような事件となった責任の一端は弊社にもあります。弊社も苦しい状況ではありますが、中村耕一が立ち直り、JAYWALKが6人全員で再びステージに立てる日が来ると信じています。
関係各位の皆様並びに応援してくださるファンの皆様には、多大な御迷惑、御心配をおかけしておりますことを、
重ねて深く心よりお詫び申し上げます。平成22年5月12日 株式会社フリーウェイ
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