不法滞在で国外退去処分が確定し、在留特別許可を求めている埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン・アラン・クルズさん(36)一家について、東京入国管
理局は27日、拘束を猶予する仮放免期限を来月9日まで再び延長し、この日出頭したアランさん夫妻に、次の期限までに帰国日を決めなければ強制送還す方針を伝えた。(記:読売新聞)
・一家で強制退去の可能性も カルデロン・のり子さん
・<強制退去>フィリピン人一家に10日間の仮放免延長
・東京入管、フィリピン人一家の期限を再延長(読売新聞)
・ 比少女一家「帰国日決めないと退去へ」 3月9日まで
・ 森法相「長女には在留特別許可も」 比少女一家に
・ 家族3人の在留は認めず 比人少女と父母
・ 「私は百%日本人」比人女子の在留許可あす判断
・ 比少女の父母が入管出頭 強制退去の仮放免期限で
会見を開いた夫妻は「3人で日本に残りたいという気持ちは変わらない」と訴えているようだ。
カルデロン・クルズ 平成5年 他人名義のパスポートで入国。
カルデロン・サラ 平成4年 他人名義のパスポートで入国。
カルデロン・のり子 平成7年 日本で生まれる。
不法滞在発覚後の平成18年11月に強制退去処分。
不服とした訴訟 平成20年9月に敗訴。
平成20年11月に在留特別許可を求める森英介法相あての嘆願書を提出(1万4000人)
拘束を猶予する仮放免期限を平成21年3月9日まで再び延長。
在留特別許可を求める森英介法相あての署名の総計は、18,405名の署名を提出(2/13現在)
平成21年2月27日東京入国管の方針は・・・
カルデロン・のり子だけを在留特別許可とするか、家族3人で帰国するかの2択。
カルデロン夫婦の在留特別許可はしないということに決定した。(2009/02/27現在)
ここで在留特別許可を求めている側、つまり弁護している弁護士 渡辺彰悟による
カルデロン一家に在留特別許可を求める理由や背景を添付してあるブログを閲覧しました。
記事「ノリコちゃんの家族の保護のために」
この弁護士 渡辺彰悟の文言を私なりに解釈すれば、
・フィリピンでは貧しい国。
・フリピン人にとって出稼ぎというものは日常化しており、それにより生計を立てている。
・個人が就労可能な長期の在留資格を得て入国することは,非常に困難。
・リクルーターやエイジェンシー,ブローカーやプロモータなどの仲介人を通さなければ入国しにくい。
・仲介人に入国の全てを任すので個人は違法の認識が薄い。
・違法に入国させる仲介人が悪いのであって個人に責任を全て担わせるのはどうか。
・その他
そして最後に次のようにまとめています。
「日本で生まれ育った中学生にもなるノリコちゃんの最善の利益を脅かし,
そして一生懸命日本社会に溶け込んできたこの家族を見捨てる日本社会で
あってほしくないのです。」
このカルデロン一家の場合はカルデロン・のり子が生まれたときから計算しても
10年以上という年月を埼玉県蕨市の住人として調和してきたということで、
在留特別許可だろうということなのでしょう。
この理由・・・フィリピンという国の事情やフィリピン人であるカルデロン一家の
立場からすれば、そうなのだろうと理解できます。
また、法務省入国管理局の推計では、不法滞在者は約17万4000人(2008年1月現在)。
2007年は4万5502人が退去強制命令を受けたが、法相の裁量で7388人が
在留特別許可を得ており、うち1457人が不法入国・上陸だった。
この1457人の不法入国者が在留特別許可を得ているというところも、
許可を求めるということでは力が入るというものだと。
法相の裁量とは・・・
法務省入局管理局では次の在留特別許可した事例を公表しています。
「在留特別許可された事例及び在留特別許可されなかった事例について」
これを閲覧するとたしかに不法入国者でも在留特別許可されています。
ただし、長くても1年。
これは延長というか再度許可を申請し続けて在留していくということなのでしょうか・・・
不法滞在者が再申請ということで在留特別許可され続けたケースがあるのでしょうか??
不法滞在ということで調べるうちに、何故だか不法ではない外国人滞在者
のことが気になりました。
彼らは貧しくないから?入国が簡単?・・・
なかなかコレといって言葉が浮かびませんが、やはり不法滞在に
関しては違和感があります。
弁護士 渡辺彰悟はフリピンの貧しき事情やブローカーなどの仲介人のほうが
むしろ悪的な表現をされていますが、それは悪いもの比べみたいなもので、
自分が違法なことをしたけど、むしろこちらのほうが悪いよと。
情状酌量、恩赦ということでの比較なのでしょうが、違法は違法!
個人的には、カルデロン・のり子の場合は両親の不法滞在など
つゆ知らずに十数年も日本で生活し、友人にも恵まれたということでは、
心情的に「かわいそう!」と思います。
ただし、カルデロン夫婦については、仲介人というシステムを考えた時には、
悪質な仲介人との出会いは不幸であったとは思いますが、弁護士 渡辺彰悟が
語る、『個人が就労可能な長期の在留資格 を得て入国することは,
非常に困難なことです。それは第一に,出稼ぎ国の会社や雇用先からの
正規の招聘状などが必要であり,そうしたことが可能なのは,
優秀な技能や技術を持つ一部のエリートたちに限られます。』という文言。
それによって、借金をつくることになろうと簡単という方法を選んだ。
それはカルデロン夫婦が強制的にということではなく、自主的にということだろうと。
もし、騙されたというのであれば、日本ではなくフィリピンでということになる。
もちろん、悪徳とよばれる仲介人に日本人が関与していれば日本でも
対応ということなのだろうが。
だが、不法滞在しているということには変わらない。それは日本ではということで。
本日、3名で帰国が2名だけ帰国かを迫られた。
不法滞在での在留特別許可を求めるよりは、帰国後正式な手続きで
入国させるべく働きかけたらどうだろうか?
地域住民がそこまで在留を望むカルデロン一家なのだから、
署名した人達も含めて、帰国後のカルデロン一家が再入国するまでの
助力してはどうだろうか?
違法を合法にする運動よりも、合法での道筋を考えてあげる。助力してあげる。
それも一つの考えだと思いますがいかがでしょうか?
私はカルデロン一家の在留特別許可の署名運動には協力しません。
カルデロン一家が身近な存在であれば心情的に署名もするかもしれませんが、
どうしても、カルデロン一家だけの特別視というものが出来ませんし、
不法滞在や不法就労というものはしてはならないというスタンスですので、
もし、「かわいそう」という心情になったとしても、合法の中での道筋と
いうことであれば、助力も考えられるであろうということです。
最後に、署名や在留特別許可を求めている方々を批判する気は毛頭ありません。
身近な存在としての助力ということでは心情的には理解できるからです。
しかしながら、東京入国管の方針は法律を照らしあらせてみれば
今回の選択肢というものは違和感をもちませんでした。
なぜなら、ここまでマスメディアに露出し大きく運動されているということでは、
もう一個人、一家族という問題としてというよりも、多くの不法滞在者への
措置のシンボル的な意味合いも強くなっていますので、このケースではという
ひとつの家(カルデロン一家だけは)ということで考えにくくなったということです。
続き・・・
・一家で強制退去の可能性も カルデロン・のり子さん
・<強制退去>フィリピン人一家に10日間の仮放免延長
・東京入管、フィリピン人一家の期限を再延長(読売新聞)
・ 比少女一家「帰国日決めないと退去へ」 3月9日まで
・ 森法相「長女には在留特別許可も」 比少女一家に
・ 家族3人の在留は認めず 比人少女と父母
・ 「私は百%日本人」比人女子の在留許可あす判断
・ 比少女の父母が入管出頭 強制退去の仮放免期限で
会見を開いた夫妻は「3人で日本に残りたいという気持ちは変わらない」と訴えているようだ。
カルデロン・クルズ 平成5年 他人名義のパスポートで入国。
カルデロン・サラ 平成4年 他人名義のパスポートで入国。
カルデロン・のり子 平成7年 日本で生まれる。
不法滞在発覚後の平成18年11月に強制退去処分。
不服とした訴訟 平成20年9月に敗訴。
平成20年11月に在留特別許可を求める森英介法相あての嘆願書を提出(1万4000人)
拘束を猶予する仮放免期限を平成21年3月9日まで再び延長。
在留特別許可を求める森英介法相あての署名の総計は、18,405名の署名を提出(2/13現在)
平成21年2月27日東京入国管の方針は・・・
カルデロン・のり子だけを在留特別許可とするか、家族3人で帰国するかの2択。
カルデロン夫婦の在留特別許可はしないということに決定した。(2009/02/27現在)
ここで在留特別許可を求めている側、つまり弁護している弁護士 渡辺彰悟による
カルデロン一家に在留特別許可を求める理由や背景を添付してあるブログを閲覧しました。
記事「ノリコちゃんの家族の保護のために」
この弁護士 渡辺彰悟の文言を私なりに解釈すれば、
・フィリピンでは貧しい国。
・フリピン人にとって出稼ぎというものは日常化しており、それにより生計を立てている。
・個人が就労可能な長期の在留資格を得て入国することは,非常に困難。
・リクルーターやエイジェンシー,ブローカーやプロモータなどの仲介人を通さなければ入国しにくい。
・仲介人に入国の全てを任すので個人は違法の認識が薄い。
・違法に入国させる仲介人が悪いのであって個人に責任を全て担わせるのはどうか。
・その他
そして最後に次のようにまとめています。
「日本で生まれ育った中学生にもなるノリコちゃんの最善の利益を脅かし,
そして一生懸命日本社会に溶け込んできたこの家族を見捨てる日本社会で
あってほしくないのです。」
このカルデロン一家の場合はカルデロン・のり子が生まれたときから計算しても
10年以上という年月を埼玉県蕨市の住人として調和してきたということで、
在留特別許可だろうということなのでしょう。
この理由・・・フィリピンという国の事情やフィリピン人であるカルデロン一家の
立場からすれば、そうなのだろうと理解できます。
また、法務省入国管理局の推計では、不法滞在者は約17万4000人(2008年1月現在)。
2007年は4万5502人が退去強制命令を受けたが、法相の裁量で7388人が
在留特別許可を得ており、うち1457人が不法入国・上陸だった。
この1457人の不法入国者が在留特別許可を得ているというところも、
許可を求めるということでは力が入るというものだと。
法相の裁量とは・・・
法務省入局管理局では次の在留特別許可した事例を公表しています。
「在留特別許可された事例及び在留特別許可されなかった事例について」
これを閲覧するとたしかに不法入国者でも在留特別許可されています。
ただし、長くても1年。
これは延長というか再度許可を申請し続けて在留していくということなのでしょうか・・・
不法滞在者が再申請ということで在留特別許可され続けたケースがあるのでしょうか??
不法滞在ということで調べるうちに、何故だか不法ではない外国人滞在者
のことが気になりました。
彼らは貧しくないから?入国が簡単?・・・
なかなかコレといって言葉が浮かびませんが、やはり不法滞在に
関しては違和感があります。
弁護士 渡辺彰悟はフリピンの貧しき事情やブローカーなどの仲介人のほうが
むしろ悪的な表現をされていますが、それは悪いもの比べみたいなもので、
自分が違法なことをしたけど、むしろこちらのほうが悪いよと。
情状酌量、恩赦ということでの比較なのでしょうが、違法は違法!
個人的には、カルデロン・のり子の場合は両親の不法滞在など
つゆ知らずに十数年も日本で生活し、友人にも恵まれたということでは、
心情的に「かわいそう!」と思います。
ただし、カルデロン夫婦については、仲介人というシステムを考えた時には、
悪質な仲介人との出会いは不幸であったとは思いますが、弁護士 渡辺彰悟が
語る、『個人が就労可能な長期の在留資格 を得て入国することは,
非常に困難なことです。それは第一に,出稼ぎ国の会社や雇用先からの
正規の招聘状などが必要であり,そうしたことが可能なのは,
優秀な技能や技術を持つ一部のエリートたちに限られます。』という文言。
それによって、借金をつくることになろうと簡単という方法を選んだ。
それはカルデロン夫婦が強制的にということではなく、自主的にということだろうと。
もし、騙されたというのであれば、日本ではなくフィリピンでということになる。
もちろん、悪徳とよばれる仲介人に日本人が関与していれば日本でも
対応ということなのだろうが。
だが、不法滞在しているということには変わらない。それは日本ではということで。
本日、3名で帰国が2名だけ帰国かを迫られた。
不法滞在での在留特別許可を求めるよりは、帰国後正式な手続きで
入国させるべく働きかけたらどうだろうか?
地域住民がそこまで在留を望むカルデロン一家なのだから、
署名した人達も含めて、帰国後のカルデロン一家が再入国するまでの
助力してはどうだろうか?
違法を合法にする運動よりも、合法での道筋を考えてあげる。助力してあげる。
それも一つの考えだと思いますがいかがでしょうか?
私はカルデロン一家の在留特別許可の署名運動には協力しません。
カルデロン一家が身近な存在であれば心情的に署名もするかもしれませんが、
どうしても、カルデロン一家だけの特別視というものが出来ませんし、
不法滞在や不法就労というものはしてはならないというスタンスですので、
もし、「かわいそう」という心情になったとしても、合法の中での道筋と
いうことであれば、助力も考えられるであろうということです。
最後に、署名や在留特別許可を求めている方々を批判する気は毛頭ありません。
身近な存在としての助力ということでは心情的には理解できるからです。
しかしながら、東京入国管の方針は法律を照らしあらせてみれば
今回の選択肢というものは違和感をもちませんでした。
なぜなら、ここまでマスメディアに露出し大きく運動されているということでは、
もう一個人、一家族という問題としてというよりも、多くの不法滞在者への
措置のシンボル的な意味合いも強くなっていますので、このケースではという
ひとつの家(カルデロン一家だけは)ということで考えにくくなったということです。
続き・・・

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