北野誠 中傷発言に見る (社)日本音楽事業者協会

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過日、松竹芸能の所属タレント北野誠がABCラジオ「誠のサイキック青年団」での問題発言で芸能活動を無期限謹慎になった。

タレント北野誠の無期限謹慎を決定したのは所属している松竹芸能。

タレント北野誠が無期限謹慎となる発端の番組はABCラジオ「誠のサイキック青年団」。

タレント北野誠に対して問題発言をしていると調査依頼を兼ねた抗議書を提出したのは、(社)日本音楽事業者協会(音事協)。

(社)日本音楽事業者協会(音事協)が調査を兼ねた抗議書を提出した理由は、匿名の投書で、同番組での発言内容の一部が(社)日本音楽事業者協会(音事協)に伝えられていたことによる。

尚、匿名の投書ということではラジオ「誠のサイキック青年団」を放送していた朝日放送にも伝えられていた。

その匿名の投書内容は、一通ということでも一部の芸能関係者だけではなく、長期にわたり数多くの不適切な発言をタレント北野誠がしてきたということである。



北野誠の不適切な発言、中傷ということで具体的なことは公式な形公表されていない。


全ての不適切、中傷発言を羅列せよとは言わないが、長期の発言というのであれば、(社)日本音楽事業者協会(音事協)は長年匿名の投書があっても寛容にというか、無行動であったわけだ。


松竹芸能や朝日放送も(社)日本音楽事業者協会(音事協)に参加してたので、理事会やら云々でタレント北野誠が全番組降板するに至るまで、放置していたのだろうか?何かしら議題には上げなかったのか?・・・・


社)日本音楽事業者協会(音事協)のホームページを閲覧する。


(社)日本音楽事業者協会(音事協)=JAMEとは

日本音楽事業者協会は、昭和38年に音楽プロダクションを営む事業者により、音楽事業及びその関連事業の向上並びに近代化を図る目的で設立され、その後昭 和55年3月に音楽事業の健全な発展と国民文化的音楽芸能の質的向上を図ることにより、国民生活の向上に寄与することを目的に、通商産業大臣(当時)より 社団法人の許可を受けました。
 現在、正会員104社、賛助会員1団体39社が加盟しており、経済産業省を主務官庁とする公益法人として、音楽事業に関する調査・研究、研修会、セミナー等の開催、知的財産権の維持、管理及び保全等を行うと共に、内外関係機関等との交流等の諸事業を行っております。(記:JAME HP)

社団法人ということである日本音楽事業者協会は消費者(生活者)に対して国民生活の向上に寄与することを目的にしている。

そのためには音楽事業及びその関連事業の向上並びに近代化を図るという意味合いが加わる。


では、今回の不適切、中傷という問題は、タレント北野誠という1人のタレントのことながら、出演していた全ての番組を降板し、無期限謹慎を決定したのは所属事務所の松竹芸能であったとしても、そこまでしなければことが収まらなかったわけで、タレントの発言というものがどこまでのボーダーラインは許容されるのか?時勢により変化するもの音楽事業及びその関連事業の向上を謳う協会であるならば、公表すべきではないかと思う。


長期にわたる不適切、中傷発言ということでどこまでは許容されてきたのか?
どこからが許容されないもので抗議という形をとるのか?
北野誠以外のタレントではそのボーダーラインを越えてしまう発言をしているタレントはいないのか?
タレントへの啓蒙ということでは公表したほうがボーダーラインが明確になるし歯止めにもなるのでは?

要は社団法人としての役割を果たしていますか?ということ。

営利目的の芸能関連事務所や放送局などが集まり、内々で問題ごとを処理しようということであるならば社団法人でなくてもよい。


今回の北野誠の件で不可解なのは、北野誠の全番組降板でも無期限謹慎でもない。



松竹芸能と、番組を放送した朝日放送(大阪)が、(社)日本音楽事業者協会(音事協)に退会届を提出し、受理されたということ。


正会員104社、賛助会員1団体39社ということだが、タレントが不祥事を起こしたら退会しなければならないのだろうか?

そもそも社団法人ということでは自らを戒める役割もあるのだが、それは協会の役員になっている場合などであり、会員を脱会する必要もないだろう。
(協会で不正をしたなどの別の理由があるならまだしも)

不祥事ということでは逮捕までに至ったタレントが所属する芸能事務所が協会会員のままだ。


松竹芸能と、朝日放送(大阪)は、所属するタレント、もしくは番組出演させていたタレントが不謹慎なことをしたからということで退会したというよりは、(社)日本音楽事業者協会(音事協)の方針や事業、もしくは組織的な不満や考えの違いによって退会をしたというほうが理解しやすい。


松竹芸能と、朝日放送(大阪)と(社)日本音楽事業者協会(音事協)の考えの違いということでは、先ほど述べた社団法人としての大枠である消費者(生活者)に対して国民生活の向上に寄与することや、音楽事業の健全な発展と国民文化的音楽芸能の質的向上を図るということに異を唱えるものではなく、(社)日本音楽事業者協会(音事協)が持つ固有の価値観というものがあり、その一片として今回のタレント北野誠の件で袂が分かれる亀裂となったということなのだろう。


(社)日本音楽事業者協会ということで、経済産業省を主務官庁になっているわけだが、音楽・芸能関連の企業が全て参加しているわけではない。

タレントの引き抜きによる事務所間のトラブルの防止や著作権・肖像権などの権利確立といったことで、利権を確保したいというのが本音であり、各会員はそれぞれの利益の思惑というものを相まっているから会員になっているのであって、逆に言えば、そうではない芸能事務所や放送局などは加入していない。

公的でありながらも、芸能界でのそれぞれの芸能関係者の思惑がうごめき、出来るならば自身の利益となる事務所やらなんやらの力の肥やしに活用したいだろう。


これは、(社)日本音楽事業者協会に限ったことではない。


社団法人でありながらも、事業主が集まっているような団体であれば同様な思惑はあるもの。

(社)日本音楽事業者協会でも、20年間理事長を努めてきた渡辺プロの渡辺晋がワンマン化したということがあるそうだ。

その弊害を取り除こうと「二期四年まで」という理事長の任期に関する会則を改定したそうだが、理事長のワンマンということは少なくなろうが、事務所の大小という力関係は、(社)日本音楽事業者協会においても影響しそうである。

同業者同士ということで公益ということで一丸となっても、同業者同士の競い合いはある。

競い合いがあれば力関係の上下もアリ、公益団体ということでもフィードバックされる。

そのフィードバックというのは良くも悪くもということで・・・・


タレント北野誠の不適切、中傷発言というものを探り報道するものは少ない。

結婚、離婚ということであることないこと書き連ね飯をくっているマスコミがダンマリしている。

報道バラエティ番組ということでタレントがコメンテータをしているが、タレントが発言できない。


そこには、今回松竹芸能と朝日放送(大阪)に抗議した(社)日本音楽事業者協会の見えざる圧力というものが圧し掛かっているのだろう。明日は我が身になる!仕事を干されてしまうかもということで。


タレント北野誠は不適切、中傷発言をしたと認めている。

おそらく、(社)日本音楽事業者協会から、具体的に誰誰のということで名指しで内容がこうだということを言われたからこそタレント北野誠は認められたのである。


本来は中傷発言をされた被害者が告訴し裁判にするほうがわかりやすいが、今のところ被害者はいない。

告訴していないのだから、中傷で裁かれる必要もないのだが・・・・


芸能界では例え裁判となり勝訴でも敗訴であっても、そのような結果というものは関係なく、あくまで芸能界での影響力というほうが裁判にも勝る効力があるのだろう。


例えば違法薬物で逮捕されようが、芸能界の有力な係わりがあれば庇護してもうらえるし、テレビ番組にも出演できるわけだ。


タレント北野誠の不適切、中傷ということでは様々な予想がなされている。

ひとつは、山本リンダへのサイボーグ発言。

これは謝罪したようだが、山本リンダは芸能界や政界にも影響が強い某宗教団体の芸能部である。

2つめは、バーニングプロダクションの周防郁雄に対してのヤクザ発言。

バーニングプロダクションの周防郁雄に関しては、「紙の爆弾」(訴えられて敗訴しているが)や、最近では、アダルトビデオの帝王と言われた西村とおるのブログ記事「北野誠氏の追放劇の真相とは」などは興味深い。

それらの記事を鵜呑みにするのか?という問いには、共感するとことがあるということ。

芸能界というのは、映画やテレビなどの露出するとことはキレイに飾り夢を売る商売でありながらも、キレイごとだけでは、活動しにくい業界である。

裏社会と繋がりがあるなどということは、故山口組三代目田岡組長と故美空ひばりの係わりを考えれば一目瞭然であり、映画の撮影などは裏社会の人間が交通整理までしていたし、地方興行などでは邪魔が入らないように、そして昔はチケットなども販売したり仕切ったりと共存関係にあるわけだ。

この共存関係というものは、芸能界ということだけではない。

政治という世界でも裏社会が係わることがある。

いや、あったというほうがいいのかもしれないが。


いずれにせよ、報道の自由、世間の人達の代表として知る権利を主張するマスコミが、萎縮してダンマリであることが印象に残る出来事でした。




追記。


ところでABCラジオ「誠のサイキック青年団」

朝日放送運営のABCラジオで毎週日曜深夜に放送されていたラジオ番組。1988年4月3日放送開始。最終放送日は2009年3月8日。

もとは、イギリスの地下音楽シーンにおいて、最も影響力のあった大御所であったバンド「サイキックTV」(1981年結成)に由来をしている。

パーソナリティの北野誠と竹内義和が、世相から芸能、政治、経済、下ネタに至るまで幅広い分野の"濃い"話題を取り上げトークを展開する大阪のラジオ番組。深夜だからこそ言える、大阪だからこそ言える本音トークが特徴の長寿番組である。世の中の様々な事象について、独特の視点と語り口で面白おかしく決め打ちトークをしつつ、一見異常とさえ思えるオタクネタに対しても愛情を持って理解しようという姿勢で努める点がこの番組の特徴であったそうだ。


サイキック・・・・

カルト的というか霊能者、霊媒、超能力者というか・・・

例えば、ゴールデンタイムに占いとか霊能ということでの番組を放送することがありますが、深夜時間帯のラジオ放送などでは下ネタ全開だし、この番組の場合は濃い話題だったかもしれないが、リスナーとしては、ウソもマコトも織り交ぜてということでいうことだろうと。

もちろん、それだからといって、北野誠が特定者を誹謗中傷してよいというわけではないが、テレビ番組でお尻やチンポコ(モザイク処理)をだしたり、芸ということで相方を罵倒したりと、それほど芸能界というものは美しきものだろうかと、改めて考えさせられました。




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