詐欺をするツールとしてもインターネットは使われる。
そんなことを言ってしまえば、電話やはがきなどでも詐欺のツールとして使われており、インターネットが悪しとは思わない。
しかし、ネット上では"神"にもなれる!?
いや、神とまでは言わないが、肩書きや生活、名前すら作り上げることができるのだ。
ネットというのは情報収集、発信、そして、販売、販促などに利用されることもあれば、双方間のコミュニケーションとして利用する場合もある。
悪徳業者のワンクリック詐欺やメールアドレスなどを収集し、架空請求するというのは、よく聞く話だが、業者ということで組織として、悪事をはたらく以外にも、個人が悪さをすることも少なくはない。
個人が悪さを働く理由として最も多いのは、"金ほしさ"、"短期間で高収入"ではないか?
情報商材で多いのは短期間で高収入を詠うものであり、全てが詐欺とは言わないが、その情報が今現在のタイムリーなものであり、購入者の大半が成果を得られるならば、社会問題となっている雇用問題など即効で解決しているだろう。
解決しないのは、一攫千金の情報商材を購入する人が少ないから?というのは間違いだ。
一攫千金の情報商材を購入して一番得する人は大本の販売者であり、マルチ商法のごとく、"一攫千金のマニュアル"を売ることで儲けるのであって、情報そのものはどうでもよいのだ。
情報商材を購入して儲からないことに気づいた者たちが、販売マージンということで、情報商材の販売をするようになり、儲からないとなればSPAM的な広告をしていくわけだ。
こういうマルチ商法はネット上に限ったことではないのだが・・・・
また、Yahooなどのネットオークションでの詐欺もある。
情報商材をYahooオークションで販売するものもいれば、ブランド品などを出品し、入金されたらドロンするものも少なくはない。
そして、とうとう出会い系サイトを利用した詐欺が行われるようになった。
結婚詐欺ということでは、結婚すると約束し相手から金品を摂取するのが目的だが、業者というか、組織ぐるみということでは、デートに誘い、婚約指輪を法外な値段で購入させ、しかも、ローン決済ということで、詐欺にあった被害者は、詐欺師が逮捕ということでもローンは払い続けなければならないという災難に見舞われるケースも多い。
さて、出会い系サイトをつかった結婚詐欺ということで、東京都豊島区西池袋のマンションに住む34歳の女性が逮捕された。
この女性6年前に、ネットオークション詐欺でも逮捕されている。
女性の顔や名前は2009年10月27日現在は公表されていない。
女性に係わった男性4人が連続して不審死をとげている。
事件として発覚したのは、東京都千代田区神田神保町の家族所有のマンションに住む大出嘉之(41)が、8月6日朝、埼玉県富士見市の駐車場で、施錠した乗用車内で練炭による一酸化炭素中毒で死亡しているのが見つかり、大出嘉之の遺体から睡眠薬の成分が検出され、車内から車の鍵は見つからず、遺書もなかったことから、他殺として捜査を進めた結果、東京都豊島区西池袋のマンションに住む34歳の女性の逮捕につながったのだ。
大出嘉之は、模型を作るのが趣味であり、タミヤモデラーズコンテストで情景大賞をとるほどの熱の入れようだったと思われるのだが、ブログや模型を販売するサイトを開設していた。
「戦車模型ちゃんねるB」:大出嘉之のブログ
「販売業者トーマモデルズ」:大出嘉之の模型販売サイト
大出嘉之のブログの8月5日11:27の記事は次の通り。
そしてなぜこんなにペースが落ちたのか。実は41歳のトマちゃんは婚活中でしてwつか今日相手のご家族と会うのです。ここ最近ずっと相手と新居を探したり 新生活のことを話し合ってるんです。今夜から2泊3日で相手と婚前旅行に行きます。結婚したらしばらく模型は無理でしょうけど、パワーアップしていつか必 ず復活しますよ。この超絶技巧、使わないのはもったいない。↓「千円くらいの地元のお土産を持ってくるように」と言われて用意したもの。アキバは地元千代 田区なので問題ないでしょう。なんか北アフリカコンの時みたく先方を怒らせる危険ありwブログの更新ペースが遅くなったのは、婚活中だとする。
また、結婚相手の家族と会うために8月5日の夜から相手の家族に挨拶すべく、2泊3日で婚前旅行すると記されています。
大出嘉之は嬉しそうに記事を投稿している姿を想像してしまいます。
それが最後の記事更新となってしまうとは・・・・・・
大出嘉之が車内(レンタカー)でCO中毒(練炭)死んでいるのが発見されたのは8月6日の朝です。
しかも、場所は、結婚するであろう女性の東京都豊島区西池袋のマンションではなく、実家の北海道でもなく、埼玉県富士見市針ヶ谷の月決め駐車場であった。
大出嘉之の血液中から微量の睡眠導入剤が検出され、8月5日の夜交際相手であった女性と一緒にいたということがわかり、他殺として捜査が進められている。
この女性は、埼玉県警の事情聴取に対し、「男性と駐車場に行ったが、けんかをして別れた。そのショックで自殺したのではないか」などと説明してるようだが、男性が事前に練炭を購入したり、運搬したりした痕跡はなく、女に対し計約500円を渡していたこともわかった。
また、インターネットを通じて知り合った千葉県野田市の男性(当時80歳)宅に「訪問ヘルパー」として出入りし、5月15日昼に起きた火災で、男性が死亡していたことも判明している。
千葉県野田市の安藤建三(当時80歳)の死因は特定できなかったが、体内から睡眠導入剤とみられる薬品成分が検出されたほか、遺体近くには、練炭を燃やしたような跡が残っていた。女が火災当日、男性のキャッシュカードを使って預金を引き出していた様子が、防犯カメラの映像に残っていた。
このほかにも女性の知り合いで、千葉県内と都内に住む男性2人が相次いで死亡していたことを確認しており、この女性に係わる男性たち4人が相次いで、自殺したということであったとしても、とんだ魔性の女であることは間違いなさそうだ。
女性は詐欺については認めているようだが、殺人については10月27日現在否認している。
女性の手口には共通点があり、インターネットの出会い系サイトで知り合った男性に結婚話を持ちかけ、専門学校卒業のための学費などと称して金を要求する。
そして、死亡した男性は、血液中に睡眠導入剤が検出され、CO(練炭での一酸化炭素)中毒でなくなっているということも共通だ。
女性は現在無職だが、東京都豊島区のマンションに住み、高級外車を所有。
(池袋から徒歩3分で間取りは1LDKで家賃は25万円)
COOKPADというサイトで日記やごはんのレシピなどを公開していた。
(10月27日現在、女性の記事は全削除されている)
日記では高級店で食べ歩きするグルメぶりやブランド物を披露するなど、セレブぶりをアピール!
出会い系サイトで知り合った男性たちには、学費やら金が足りないということであったが、一方では羽振りのよい女性を表現していたようだ。
この女性は知人に叶姉妹が理想と話していたそうだ。
金欲・・・・これに尽きる。
過剰なる金欲とセレブ的な生活を自称したいがために、ネットオークションや出会い系サイトでの結婚詐欺をはたらき、欲をみたいしていたのだろう。
ネットオークションや、出会い系サイトなどで騙されるほうが悪いとする意見もあるし、ある意味一理ある。
一理あるというのは、騙されたほうが悪いのではなく、騙されないように学ぶことも必要だろうという意味合いであり、騙したほうが卑しいのは言うまでもない。
ツールとして、ネットオークションや出会い系サイトというものは、本来悪用する意図や目的で使われてはならないのだが、残念ながら悪用するものがいることも現実だ。
しかも、死にいたらしめるような出来事は許されることではない。
いずれにせよ、大出嘉之さん、安藤建三さん、名前がわからないが2名の亡くなられた方も含め、謹んでご冥福を祈ります。
今後、このようなことはあってはならない。
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